2-1-1 開店費用
お店をやってみたい!と思った時の一番の壁が
費用面
ではないでしょうか?
私自身、貯金もないし無理~と思っていました。
そんな私が小さなパン屋を始められたのは、沢山の人に支えてもらうことと、小さく始めることで費用面を抑えられたからです。
とっても大切なことなので、もう一度。
ポイント
小さく始めることで費用面を抑えられた
パン工房まひろの工房は、本当に小さな小さな工房です。
作業するのは一人が限界という狭さです!
軽自動車一台分の駐車スペースをつぶして自宅の横に後付けしてあります。
工房の建築費は、大工さんから口止めされているので詳細は語れませんが…
(チャンスは人生の中で何回もないから!とかなり費用を安くしてもらっています・感謝!)
費用面について、軽く触れてみますね。
一般的な初期費用
たとえば…実際にお店を出す!となると
初期費用として、1,000万と言われています。
店舗物件を借りて(もしくは自宅リフォーム)
内装工事、必要な業務用の機器をそろえて…となると
このくらいは、軽くかかります。
業務用の機器は、1個あたり100万越えが当たり前です。
かなりの覚悟を必要としますよね…。
開店費用について詳しく説明している参考ページはこちら
https://sogyotecho.jp/hidden-information-about-money-restaurant1/
このページに、とっても大切なことが書いてあります。
お店を持ちたい人は、ぜひ参考にしてください。
2-1-2 キッチンカー
最近流行している、キッチンカー!
イベント会場やビジネス街などでも見かけるようになって身近に感じられるようになりました。
初期費用が抑えられるし手放すときも手放しやすいし、キッチンカーというライフスタイルに憧れる人が増えているということで現在人気急上昇のようですね。
感染症をキッカケに飲食店の売り上げが激減してしまった時に、新しい営業形態として認知度が上がってきました。
自治体によってはキッチンカーへの助成金などもあり、それが後押しになった背景もあるようです。
キッチンカーの開業費用が書いてある記事を発見したので、これを参考にしてみます。
この方は実際にキッチンカーを購入・営業までを経験した方です。
情報を探すとキッチンカーの販売会社のサイトに行きつくことが多いのですが、このページはリアルな情報が載っているので参考になると思います。
調べる時は、その情報の発信者はだれかな?それ、本当かな?って考えるの大事だよ!
他のサイトで参考となるキッチンカーの開業費用は250万~600万とあります。
内装にどこまでこだわるのか?などによって価格に開きはありますが店舗をオープンさせるよりはハードルが下がります。
ちなみに、上記の方は220万ほどですので上手に費用を抑えた感じがします。
初期投資をどこまで抑えられるかは開業するのにはとても大切なことになります。
人件費などは何人の人を雇うかによりますが、キッチンカーだと空間が狭いので大人数での作業は難しいと思います。
そう考えると人件費も抑えられるのがキッチンカーのメリットになりますね。
2-1-3 自宅の敷地
具体的な数字は言えないけれど…
私の場合の開業費用は、キッチンカーよりも安いです。
安く済んだポイント
ポイント
・大工さんの采配
大工さんが応援してくれて、抱えているデッドストックを上手に使ってくれて費用がかなり抑えられた その代わりデザインとかは選べません。
・工房のオーブン
友人の紹介で使っていないオーブンを格安で譲ってもらえた
中古品とはいえ、そんなに使っていない状態で新品の1/3程度で譲ってもらっています。
・業務用の冷蔵庫
新品を安く売っている所を紹介してもらった。
下手な中古品よりも安く取り扱っているお店を教えてくれた友達に感謝。
改めて振り返れば、多くの人たちご縁や繋がりの力で成り立っていますね!!
人は何にも勝る宝物やわ…
感謝の気持ちだけは忘れないようにしよう!と改めて心に誓いました。
お店を持つよりも、かなり費用を抑えられるのが魅力の小さなおうち起業。
何をやりたいか?によって変わってくるし
おうちが賃貸なのか?持ち家なのか?によっても条件は変わってきますが、お店を持つ1/4以下で始められる可能性があるのは、これは大きな魅力だと思います。
良いご縁を繋ぐって本当に本当に大切。
2-1-4 レンタルスペース
キッチン付きのレンタルスペースってあるよね。
しかも、営業許可おりてる場所!
あれって、どうなんだろう?
営業許可がおりてる場所について詳しく考えてみよう!
お菓子やパンを作って販売するときに一番大きな壁となるのが、営業許可の取得です。
ポイント
食品営業許可とは
飲食店営業、菓子製造業、乳類販売業、魚介類販売業など食品衛生法に規定される業種の営業を行うには、保険所長の営業許可が必要です。
この営業許可は、事業を行う者が営業開始前に保健所に許可申請を行い、お店等が条例等で定められた基準に適合していれば認められます。
食品営業許可を受けるには(滋賀県)
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kurashi/syokunoanzen/16550.html
営業許可取得済みのキッチン付きレンタルスペースが最近では見かけるようになりました。
マルシェなどのイベントで販売するのに使うことも出来ます。
ここで注意が必要です!
注意ポイント
場所への許可(営業許可)
人への許可(食品衛生管理責任者)
レンタルスペースとして営業許可を取っていても、個人が食品衛生管理責任者の資格をもっていないと販売出来ないことになります。
講習会の日程や申し込みなどは、こちらから。
一般社団法人滋賀県食品衛生協会
https://www.shiga-shokukyou.jp/
レンタルスペースを借りて、販売するための食品を作ってイベントなどへ出店するということは、私個人としては良いことだと思います。
いつか販売するための練習や挑戦のための一番高いハードルを下げてくれるからです。
一番最初に挑戦したい!というときは、レンタルスペースを使ってみるのもいいかもしれません。