4-1|トホホなしくじり


4-1-1 トホホなしくじり

チャチャ:ばっちり着々とやってきたって感じだねぇ~
まひろ:…そんなことないよ
チャチャ:そうなの?
まひろ:そりゃそうだよ!失敗も沢山あったよーーー

何かをやり続けていく中で失敗はつきものです。
成功よりも失敗の方が多い!と私の場合は断言できます!

チャチャ:そんなドヤ顔で言わなくても…

失敗は数々あれけれど、一番しくじった…と感じたことは

家族との関わり方

旦那さんがいたり、子供がいたり、両親(義両親)との同居があったり
家族がいれば、自分のことだけを中心に考えて、自分の好きなことを好きなようには出来ません。

・家族であること
・妻であり主婦であること
・母親であること

これらの責任があるからです。

好きなことをやりたいのに、家族が手伝ってくれない!理解してくれない!!!
反対される!!時間がとれない!!家事めんどくさーーーい!!!

などなど

私自身があちこちで聞いてきたことやし
私自身も思ってきたことでもあります。

まひろ:ええ…そりゃぁもう思ってきたさ!!

子供の機嫌が悪くて思うようにすすめられずイライラしたり、この用事がなかったらもっと出来ることがあるのに…って思ったことも一度や二度じゃありません。
今思うと、この思いは本当に最低なことだって分かります。
家族との時間は永遠に続くものでもなく、子供がお母さんを無条件で大好きだよ!って思ってくれる時間は永遠ではないと今なら分かるからです。

特にパン屋を開業したころ、まだ子供たちは小さかった。
開業当時、子供たちは小学校の低学年でした。
開業届を出す前からパン焼き始めたから私がパンに夢中になっていたころ、まだ幼児でした。

私のやりたいことよりも優先にしなきゃいけないことが沢山ありました。

一日24時間!

その中で、食事をしたり家事もあるし、睡眠も大事で、子育てもあって、大好きなこともある。

2008年からマルシェ出店とかやってたし

この頃、辻調理師専門学校の通信教育も受けてた!
https://suzuyumahi.shiga-saku.net/d2008-04-12.html

酵母パン教室をやっていたこともあるなぁ…
そして、早朝のパートにも行っていた!

時間が全然たりません!という状況に私はよくなってました。
というか、よくこなしていたわ~(笑)

今は絶対に無理!あの頃私は若かった(爆)

今思うんですよ
きっと、あの頃子供たちは寂しい思いをしていたんやろなって。

でもね、多くの場合は、声を上げない。

だってお母さんが楽しそうにしているから。子供って、お母さんが笑顔でいることが大好きだから。

それなのに、私は子供との時間よりも自分の好きなことに、どんどんのめり込んでいきました。
ちょっと待ってて!が増えて子供の話もまともに聞いてない。

当時は、一生懸命やってるんだから邪魔しないで!という気持ちだった
うー…最低やなと、自分自身のことを思います。

でも、夢中になってるときは全然気づかなかった~
このまま突き進んで、子供の心に大きな傷を負わせずに済んだ(多分)のは東日本大震災がキッカケです。

2011年3月11日

大きな大きな地震…津波…多くの人が犠牲になり、様々な問題も浮き彫りになった未曽有の災害。
幸運にも、私の実家(東北)は大きな被害にあわず家族も無事でした。

積極的にテレビやニュースを流していたわけじゃない。
子供たちにも、ばぁばやじぃじが無事だったことを話して、つとめて明るく過ごしていた(つもり)

それでも、子供たちは何かを感じていて…

私がパンに夢中になる時間に子供がね、泣くんです。
小学生の子が、2歳児みたいに泣きじゃくるんです。

こわい!!って…嫌だって…

最初は、家に隣接している工房にいるから何かあっても大丈夫!とか
すぐに駆け付けられる場所にいるよ!とか、なだめていたんだけれどね

違うなって…そうじゃないって分かっちゃった。

子供の心に出来た恐怖や不安の種は、お母さんが向き合っていない寂しさを表したのかもしれないって。

そう気づいた時

私は、マルシェなどの出店の全てをやめました。
納品は責任があるからやめれないことを子供たちに話して理解してもらいました。
出店をやめて一緒に週末は遊ぼうって約束をしました。

その話をした時の、子供の嬉しそうな笑顔は忘れられない。

あー…寂しかったのかな…って分かった瞬間です。

好きなことをして輝いている人はとっても素敵です。
そんなお母さんを子供たちも誇らしく思っています。

若いお母さんが子育てがんばりながら、やりたいことをやって輝く姿は、心の底から応援したくなります!

子供にとっての寂しいとか、こっちを向いてという気持ちは、子供によってさまざまだから一概に言えません。
でも、どこかで小さな心でサインを出しているかもしれない。
その可能性がゼロではないということを頭の隅っこに置いておく必要があると私は思います。

ほんのちょっとだけ振り返ってみる必要がある時があると思う。

夢中になってることと同じくらいの熱量で、子供や家族と向き合う時間があるかな?って振り返ってみると良いと思います。

お母さんが、我慢しすぎて全てを捨てる必要はまったくありません。
上手に隙間をかいくぐりながら、家族の笑顔を守る!という気持ちが大切だと思います。

いま、この瞬間、優先順位をどこにするのか見つめなおすって、とっても大事だと思っています。

私が苦い思いしたからね!

自分が笑顔でいるために好きなことに夢中になると同時に、家族の笑顔を守るために好きなことから手を引くこともあります。

自分、家族、大切な人たち
やりたいこと、やるべきこと
総合点で100点笑顔目指せるのが一番素敵なことじゃないやろか。

私みたいに、暴走しても気が付いた時に、立ち止まって戻ってくれば大丈夫!

多くのお母さんが笑顔でいられたら本当にハッピーな世の中になるんじゃないかなぁと自分を振り返って思うのです。