4-2|家族との関係

4-2-1 ないがしろ

まひろ:夢中になっているときこそ視野を広く持つことがすごーく大事だよ!

自分にとって好きなことを仕事にしたときに、無我夢中に突き進んでいきました。
楽しくって楽しくって、どれだけの重労働も寝不足も楽しいから全然平気でした。
楽しみながらの猪突猛進が今の私を作っていることは間違いないのですが…
猪突猛進って自分の事しか考えないことに繋がります。

この失敗は何かをやるときのあるあるかもしれませんが、出来れば避けたい失敗だと思います。
夢中になって周りが見えなくなるからこそ、心に留めておきたい言葉があります。

ないがしろにしていませんか?

チャチャ:ないがしろ?
まひろ:うん、自分の事しか考えられなくなってないかな?って自分で自分のことを見つめなおすことだよ。

私は、主婦であり母であり一人の人間です。
旦那や子どもとの関わりはもちろんのこと、ご近所との関わりもあれば、子どもが小さい時はPTA活動などの関わりもあります。
自分の実家のこともあれば、義実家のこともあります。
パートやバイトに行っていれば仕事先との関わりもあるし、友達知人との関わりもあります。

一人で生きているわけでもなければ、好き勝手していいわけでもありません。

私がパン屋を開業するときに、一つだけ心に決めたことがあります。

もし、私がパン屋をすることで家族の笑顔が消えるのなら、私はパン屋を辞めよう。
誰にとめられたとしても、必ずきれいさっぱり辞めよう。

これは、10年以上たった今でも私の中の核となっています。

自分の好きなことを楽しくやるためにも、家族をないがしろにしない。
子どものこともそうですが旦那さんのことも、ないがしろにしない。
これ大事なことなので、もう一度言います。

旦那さんのことも、ないがしろにしない。

様々な家族の在り方があります。それぞれが幸せであるのなら、どういう在り方でも良いと思います。
でも、自分自身だけを優遇し優先してしまうと、どこかにひずみが出るような気がします。

ご縁があって結婚して家族になったんです。
家族みんなが幸せに生きていけるように、好きなことを続けながら家族との時間も大切にすることを忘れない方が良いと思います。