起業あれこれ

一次情報の大切さ

小さな工房で販売をしていると、時々自分もこんな風にやってみたい!という方が話を聞きにいらっしゃいます。

夢があって、やってみたい!という気持ちがある人は応援したいと思っているので、工房の中を見学してもらったりすることもあります。
工房見学にもし興味がある人がいたら、事前にご連絡くださいね!
可能な限り対応させていただきます。

今までお話をさせていただいた方との会話でちょっと気になったことがあったのでお伝えしたいと思います。

一次情報を取りに行きましょう

一次情報とは:情報源となる独自の情報や公的機関が発表する情報など

チャチャ:小さい工房だから、自分にも出来る!って現実味を感じるし夢が広がるよね!
まひろ:夢に手が届く規模なのがいいんだよね!

 

実際に私のように小さなやり方で続けている人の話を聞くことは、夢が現実味を持ってくるし、気になる細やかなことが聞けるので良いと思うんです。
聞いていただいたら、気になる点については私が知ることは何でも喋ります。
全て実体験ですよ~笑

経験談は、一つの参考にはなりますが、ここで注意が必要です。

注意ポイント

制度や法律に関わる情報は頻繁に更新されるので、専門機関・公的機関に聞きましょう!!

 

歴史を振り返っても、数年に一度、はやければ年に一度のペースで法改正が行われているのが分かります。

参考:公益社団法人日本食品衛生協会
日本の食品衛生の歴史
https://www.n-shokuei.jp/town/history/nenpyo01.html

食べ物を取り扱って仕事にする場合、保健所から認めてもらう「営業許可」が必要になります。

多くの人が気になる「営業許可」
営業許可を取るためのポイントを聞かれることがありますが、私が営業許可をとったのが2010年のことです。
それから10年以上の年月がたっています。

2010年当時の事や、更新のときに保健所に言われたことを伝えることは出来ますが、法改正によって変わったことは誤解を生むと大変なのでお伝えすることは出来ません。

 

そんな時は、「保健所で聞くのが確実ですよ。」とお伝えしています。

そう言うと時々、このようなお返事が返ってきます。

 

「え!保健所に聞くんですか?ハードルが高いです。」

 

ネットで検索するのが当たり前になっている現代。
営業許可に関しては管轄の保健所によっても微妙に違う場合があるのでネットで検索してもよく分からないというのが現状だと思います。

だから、実際に許可をとって営業している私に質問するのだと思いますが…。
古い情報を知っても、間違いが起こってしまいます!

保健所に電話で聞くにしろ、直接窓口で聞くにしろ、緊張する気持ちがよく分かります。

 

ですが、営業許可は法律に関わることです。
一番最新の、一番確実な情報を発信している元の機関で確認しましょう。

 

これは営業許可の情報だけではなく、どんなことにも当てはまることではないでしょうか。

知りたいことがあったのなら、一次情報(その情報に責任を持っている元の情報)を取っているのか?をきちんと考えたほうがいいです。

スマホやパソコンで、すぐに調べられる現代社会。
様々な情報が溢れています。
その情報が、本当に正確なものなのか?
それを調べられる力を持つことも、自分で起業するときに必要な力の一つだと思います。

まひろ:保健所の窓口の人も、質問にはきちんと優しく返してくれるよ。どんな小さなことでも、本家本元に確認するって大事!

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