商品の価格を決める時に、なんとな~く決めていませんか?
「この商品は、だいたいこんな値段かな?ほかのお店でもこんな感じの値段だし…」
いわゆる相場感で決めることがあると思います。
これ、すっごくすっごく危険です!!!
大切なので、もう一度
注意ポイント
値段は相場観で決めるのは危険です!!!
過去の私はなんとなく相場観で決めていました。そして数年後、ものすごーーーーーく後悔しました。今でも後悔してるかもしれません。
もちろん、高額な値段をつけてぼったくるのは絶対にしてはいけないことだけれど、適正価格というものがあります。
主婦が小さく起業するときに、自分の商品に金額をつけることに戸惑ってしまうことが多いように思います。私もそうでした。
「こんなのに、この値段つけていいのかな…?」
その心の声は、いったん横に置いておきましょう。
そして、1個の商品を作るのに材料費はいくらかかったのか?包材はいくらなのか?完成するまでにかかってる時間はどれくらいなのか?
一度全部書き出してみましょう。
<例>
酵母のミニパン 1個
材料費:30円
袋代 : 5円
かかったお金 : 35円 + 光熱費10円 = 45円
時間と光熱費は、原価としては考えにくいことなので光熱費として10円のせることにします。
売値 100円 - 原価 45円 = 利益 55円
飲食販売の場合、利益を70%のせるというのが多く聞かれる利益率です。
45円 × 3.25 = 146.75円
売値 : 150円に設定
150円 - 45円 = 105円
ミニパン 100個販売 10,500円の利益
パンやお菓子は、薄利多売の商品です。1個ずつの販売価格が小さいので利益も小さいです。小さい起業だからこそリスクを抑えられるけれど、利益を出せないと続けられません。
仕事にするのなら、利益を出すこと、きちんと家に光熱費は入れることなど、厳しい視点で考えることも必要です。
面倒くさがらずに計算をして確認をするようにしましょうね!(私は何年もこれで苦しんだ汗)
適正価格で、作る人が続けられる金額であることがとても大事なことだと考えています。